2015/02/01 01:01:56
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各通貨方向感のない展開となった一週間でしたね。
週明けは、ギリシャ総選挙で急進左派連合(SYRIZA)が勝利との報道を受け、早朝時間外からユーロ売りが優勢となると、ユーロドルは先週末安値を割り込み1.1097まで下落、ユーロ円は130.14まで下落、ドル円もユーロ円に連れ117.26までの下落となるなど、ユーロ売り円買いの動きが大きく進みました。
しかし、一連のユーロ売り材料の出尽くしとなった他、急進左派連合の党首ツィプラス氏が「債務に関して交渉・協力する用意がある」と発言した事もありユーロの買い戻しが優勢となると、ユーロドルは一時1.1422まで上昇、ユーロ円は134.35までの上昇となるなど、ユーロ全面高の動きとなりました。
注目のFOMCでは、原油価格の下落やドル高の影響でインフレは短期的に一段と鈍化する見通しとするも、景気認識の上方修正など、強気の内容が意識されて株価が急落となると、ドル円は一時117.25まで下落、ユーロ円も132.37までの急落となりましたが、根強い円売りの動きから各通貨下げ幅を縮小すると、ドル円は118.49まで上昇、ユーロ円も今週高値付近までの上昇となるなど、再び円売りの動きが優勢となりました。
しかし、根強い戻り売りから各通貨上げ幅を縮小する動きとなると、米10-12月期GDP速報値が予想を大きく下回った事もあり、ドル円は117.30まで急落、クロス円も再び下値試しとなるなど、円買いの動きが優勢となっています。
上がったり下がったり方向感のない展開となっていますが、甘利再生相による「限りない円安、円高は双方とも適切ではない」「2%達成、厳格な期限にコミットしているわけではない」との発言を受け、政府による日銀への追加緩和圧力が後退した事もあり、ドル円はかなり買いづらくなっていますので、クロス円も下方向への動きを意識しておいた方がよさそうですね。
特に豪ドル円は、3日のRBA政策金利発表での利下げ観測もありますので、週明けからの更なる下押しには気を付けたいですね。
米10年債利回りです。

3年分のチャートを表示しておきました。
FRBがサプライズ的にQE終了を発表した後、テーパリング癇癪から3%台まで持ち直した米10年債利回りですが、徐々に低下する動きとなると米GDPのが予想を大きく下回った事もあり、ついに1.6%台まで低下しています。
これで無制限とも思われるQEを行っていた当時と同じ水準まで低下した訳ですが、これは何を意味しているんでしょうかね?
利上げの可能性が高まるにつれ長期金利が低下するなど、完全に逆行しているわけですが、過去最低水準までの低下となっていますので、そこそろ反転上昇に気を付けたいと思います。
現在では6月での利上げ観測はやや後退し、9月との見方が高まっていますが、米10年債利回りも反転上昇となれば、ドル円も再び120円台を目指す動きになると思います。
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各通貨方向感のない展開となった一週間でしたね。
週明けは、ギリシャ総選挙で急進左派連合(SYRIZA)が勝利との報道を受け、早朝時間外からユーロ売りが優勢となると、ユーロドルは先週末安値を割り込み1.1097まで下落、ユーロ円は130.14まで下落、ドル円もユーロ円に連れ117.26までの下落となるなど、ユーロ売り円買いの動きが大きく進みました。
しかし、一連のユーロ売り材料の出尽くしとなった他、急進左派連合の党首ツィプラス氏が「債務に関して交渉・協力する用意がある」と発言した事もありユーロの買い戻しが優勢となると、ユーロドルは一時1.1422まで上昇、ユーロ円は134.35までの上昇となるなど、ユーロ全面高の動きとなりました。
注目のFOMCでは、原油価格の下落やドル高の影響でインフレは短期的に一段と鈍化する見通しとするも、景気認識の上方修正など、強気の内容が意識されて株価が急落となると、ドル円は一時117.25まで下落、ユーロ円も132.37までの急落となりましたが、根強い円売りの動きから各通貨下げ幅を縮小すると、ドル円は118.49まで上昇、ユーロ円も今週高値付近までの上昇となるなど、再び円売りの動きが優勢となりました。
しかし、根強い戻り売りから各通貨上げ幅を縮小する動きとなると、米10-12月期GDP速報値が予想を大きく下回った事もあり、ドル円は117.30まで急落、クロス円も再び下値試しとなるなど、円買いの動きが優勢となっています。
上がったり下がったり方向感のない展開となっていますが、甘利再生相による「限りない円安、円高は双方とも適切ではない」「2%達成、厳格な期限にコミットしているわけではない」との発言を受け、政府による日銀への追加緩和圧力が後退した事もあり、ドル円はかなり買いづらくなっていますので、クロス円も下方向への動きを意識しておいた方がよさそうですね。
特に豪ドル円は、3日のRBA政策金利発表での利下げ観測もありますので、週明けからの更なる下押しには気を付けたいですね。
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FRBがサプライズ的にQE終了を発表した後、テーパリング癇癪から3%台まで持ち直した米10年債利回りですが、徐々に低下する動きとなると米GDPのが予想を大きく下回った事もあり、ついに1.6%台まで低下しています。
これで無制限とも思われるQEを行っていた当時と同じ水準まで低下した訳ですが、これは何を意味しているんでしょうかね?
利上げの可能性が高まるにつれ長期金利が低下するなど、完全に逆行しているわけですが、過去最低水準までの低下となっていますので、そこそろ反転上昇に気を付けたいと思います。
現在では6月での利上げ観測はやや後退し、9月との見方が高まっていますが、米10年債利回りも反転上昇となれば、ドル円も再び120円台を目指す動きになると思います。
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